夢の終わりと「大人」の死:「シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版」感想 [読書/感想/レビュー]
昨日、エヴァが終わった。
永遠に終わらないと思った物語が終わった。
長い夢が、25年分の愛や憎しみやらがないまぜになった屈折した思いを引き連れて終わったのだった。
後に残るのは、一抹の寂しさと、それと幾分かほっとしたような気分。
そう、エヴァは終わったのだ。
……終わった終わったとばかり言っていてもらちがあかないので、
ぽつぽつと気持ちを整理していきたいと思う。
おことわり:
・観たことを前提に書かれているので、もちろんネタバレを含む
・他の感想なり記事なりは読まずに書いているので重複する指摘を含む可能性がある
・新劇は各一回ずつしか観ていないので細部において不正確かも
日の当たる場所、あるいは奇跡のない世界:映画「この世界の片隅に」感想 [読書/感想/レビュー]
2015年は映画の年だった [読書/感想/レビュー]
こんなご本を読みました2014版(マンガ編) [読書/感想/レビュー]
大好きが虫はタダシくんの―阿部共実作品集 (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 阿部 共実
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2013/01/08
- メディア: コミック
ちーちゃんはちょっと足りない (少年チャンピオン・コミックスエクストラもっと!)
- 作者: 阿部 共実
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/05/08
- メディア: コミック
死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々(1)(少年チャンピオン・コミックス・タップ! )
- 作者: 阿部共実
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: コミック
SHORT TWIST佐々木淳子作品集 (バーズコミックススペシャル)
- 作者: 佐々木 淳子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: コミック
藤崎竜作品集 1 サイコプラス (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 ふ 26-1)
- 作者: 藤崎 竜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/05/16
- メディア: 文庫
藤崎竜作品集 2 サクラテツ対話篇 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 ふ 26-2)
- 作者: 藤崎 竜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/07/18
- メディア: 文庫
藤崎竜作品集 3 天球儀 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 ふ 26-3)
- 作者: 藤崎 竜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: 文庫
こんなご本を読みました2014年版(活字編3) [読書/感想/レビュー]
こんなご本を読みました2014年版(活字編2) [読書/感想/レビュー]
こんなご本を読みました2014年版(活字編1) [読書/感想/レビュー]
るくる回転し、特異な読書体験を味わえる。難解で、自分にとって理解の及ばない世界だけれど、それがただただ展開するのを眺めているだけで楽しい。
ンターテイメントに仕上がっているが、随所に仕込まれたネタのもとを知らないと面白さが減ってしまう。逆に元ネタに詳しすぎても筋が推測できてしまうので
その辺りちょっと困った作品といえなくもない。
Engine」(『Indifference
Engine』所収)なる作品も出しており、どこか暗合めいている(なお両者のタイトルの元ネタはバベッジの発明した階差機関[difference
engine])。
人」や「掟の門」であったり「判決」や「流刑地にて」)を読んだくらいで、その他の長編については手をつけていなかった。
ノンデザイナーズ・デザインブック(感想文) [読書/感想/レビュー]
ノンデザイナーズ・デザインブック Second Edition
- 作者: ロビン・ウィリアムズ
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2004/02/28
- メディア: 単行本
知識のない人向けのデザイン入門本。
私自身かなりそういう方面に疎くて苦労していたので、何かの足しになるかなーと思って、読んでみた。
読んでみると、内容は非常にシンプルで、直観に反することはあまり出てこない。「ああ、なるほど-、考えてみれば確かにそうだよね」とうなづきながら読むようなタイプの本という印象。
メッセージは単純。以下の4つの原則に気を付けなさいというもの。
- コントラスト
- 反復
- 整列
- 近接
これを例を使ってわかるようにじっくり解説している。
衝撃的な事実というほどでもない。読んで「知らなかった!」っていうのはあまりない。だから魔法の処方箋と思って読んでもあまり得るものは少ないかもしれない。それよりか、デザインのためのちょっとした方針orコツと思って読むのがよさそう。私のようなまったくの素人にはそれで十分すぎるほど。
どれも、個別の場面では無意識でやっていることなんだろうけど、きちんと気を付けておかなければなかなかシステマティックにはできない。意識的にやる、故意にやるということが重要なんだろう。
いったん何かの名前を呼ぶことができれば、あなたはそれを支配し、それを所有し、コントロールできるようになるのです。(p.12)
名前を呼ぶ=存在を認識する。存在を認識すれば、気を付けられる。見付けられる。
本文にもあるけど、やっぱり古人に曰く「知は力なり」ということかな。
私が読んだ版は絶版らしいので、新装版のリンクを貼っておこう。
- 作者: Robin Williams
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2008/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
色々な意味で頭がクラクラするような推薦図書リスト [読書/感想/レビュー]
今日は雨傘Pのちょっとだけ黒い本棚からおすすめの本をピックアップしてみたよ!
なんとなく実験的だったり読んでて頭がクラクラしたり読後感が奇妙な本が中心。ほとんどが怪奇幻想ホラーミステリの世界です。
波長が合わない人はホントに合わないでしょうが、逆にはまったらクリティカル、な本が多いでしょう。
さ、目眩くステキな世界へ、いざ。
『裏口からのDTM』(レビュー) [読書/感想/レビュー]
…ってことで(何が)、レビュー(試験運用中)第二弾はまたもや「裏口」。この前「作曲入門」が作曲入門だったので、流れ的に、ね? これもごく最近ブックオフで入手したものです。(同じシリーズの「MIDI」は持ってませんが、まあ古本屋で見かけたら買うかもしれませんね)